新たなクリエイティブ脳を刺激!
「今、改めて体感したノートの可能性」

HININE NOTE 7th Anniversary
Collaboration NOTE
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Jun Hirayama(NEUT Magazine)

印刷会社の一角で始まったオリジナルノート制作、HININE NOTE。 サイズ、表紙の素材・カラー、中に入れる紙の質感、オプションパーツ… 数万通り以上になる組み合わせの中から、あなたのための『世界に一冊のノート作り』を提供し続けてきました。
2023年、7周年を迎えることを記念して、スペシャルゲストをお招きしてのコラボレーションを実施。 お相手は、“ニュートラルな視点”を届けるWebメディア『NEUT Magazine』創刊編集長であり、NEUT MEDIA株式会社を経営する平山潤さんです。
多様なクリエイティブに携わる平山さんに、オリジナルノート制作を通じて体験した「ノートの可能性」をお聞きします。









ーーHININE NOTEとの出会いを教えてください。

JUN「NEUT Magazine編集部メンバーと行ったイベントでHININE NOTEがワークショップをしていて、ノート作りを体験させてもらったのが最初ですね。ブランド自体は友人が働いていたので知っていたのですが、どういうノートを作れるか知らなくて。

でも体験してみたら、僕が好きなデザインをしっかり作れましたし、何より楽しかった。自分で作るのはもちろん、贈り物にもぴったりですよね。カスタマイズできるので、名前を入れてあげたり、何か思い出のページをいれたり。今回のNEUT Magazineとコラボのノートを通じてHININE NOTEを知ってくれる人が増えたらいいなと思いました」






ーー7周年を記念してコラボノートを制作しましたが、お声がかかった時はどのように感じましたか?

JUN「即答で『やりたいです!』とお返事しました。体験した時の楽しさも印象的でしたし、WebメディアのNEUT Magazineとして紙のノートを作るという取り組みも新しいので、貴重な機会をいただいて嬉しいです」






ーーJUNさんは普段、ノートを使いますか?

JUN「使いますよ! 汚いので僕しか理解できないかもですけど、頭の中の整理をしたいときにノートを使うことが多いです。中を見てみると…ページごとに内容がバラバラ。NEUT Magazineの企画、記事の構成を書いたページもあれば、イベント企画時の什器のイメージを描いているページもありますし、会社の方針を書き出しているページもある。

今の僕の仕事は、NEUT Magazineの運営を主としながら、クライアントとのクリエイティブワークの仕事や、会社の経営もあります。

軸が複数ある上に、常にそれぞれの先のことを考えているので、ぱっと思いついた時に書き留めておけるノートは使い勝手がいいんですよね






ーー今はそういった情報の整理にデジタルを活用される方も多いと思いますが、なぜノートを使うのですか?

JUN「デジタルツールももちろん便利ですが、機器を起動させてアプリやファイルを開いて…と手間がかかりますよね。

ノートであれば開くだけです。自由度高くスケジュールをガントチャートに落とし込んだり、近くにコメントを入れたりイラストを入れたりしたい場合には、手書きの方が早い。誰かに共有するほどでもないもの、自分のために書いているパーソナルなものであれば、結局紙に手書きですね」






ーーそんなJUNさんが作ったコラボノート、どのようなものかご紹介いただけますか?

JUN「今回、『僕が使いやすいノート』を作りましょうと、嬉しいご提案をいただきました。となると、先ほどお話ししたように複数のプロジェクトが同時進行する中で使いやすかったり、アイディアを考えるときに使いやすかったりするノートがいいなと。

大きく4つの要素があるので、1つずつご説明しますね」

JUN「1つめは、『100枚のプロジェクトシート』。上半分にはタイトル・日付・ToDoリスト・タイムラインが書けるようになっていて、下半分は好きにメモを取れる方眼にしました。

このページは、アーティスト・キュレーターなどのクリエイティブに携わる方々でも、経営者やプロデューサー・プロダクトマネージャーなどビジネスに携わる方々でも、幅広く使えるものになっています。

何かを制作しよう、仕事を頑張ろうと思うと、テーマやアジェンダ、ToDo、タイムラインの整理は絶対に必要じゃないですか。

会議で使うとしたら、一番上に会議の名前を入れて、日付があって、アジェンダからToDoに落とし込んで、スケジュールをタイムラインで引いて、方眼には関連するメモをとる。几帳面とも思われるんですけど、こういうページがあると、埋めたくてワクワクしませんか?






線はすごくシンプルなので、『自分で書けよ!』って話なんですけど(笑)、これはある種のレギュレーションですよね。こういった線や決まりがあったほうが人は動きやすいので、『よし、使おう』モードになれるというか。開くと自然と『頑張ろう』ってエンパワーメントされるノートになったと思います。

全部埋めれば『その人に合った100の企み』が残る。とはいえ、書いたことを必ず実行しなければいけないということではなく、ゆったり自分のペースで考えてまず書いてみることが大事かなと思っていて。まずは100個目指してみよう、ぐらいの気持ちでいいと思います。キリもいいですし使い終わった時にスッキリしそうだな、と、普段は20枚1セット単位で組み合わせるところ、特別に100枚のセットを実現してもらいました」






ーーその後に2つめの要素として、方眼だけのページがあるんですね。

JUN「フリーページは僕もよく使うので、10枚入れてもらいました。実はこれも別注です。HININE NOTEの方眼はグリーンの実線が特徴なのですが、より目立たないグレーの点線に変更してもらいました。罫線ではなく方眼にしたのは、文字が読みやすく、イラストを描くときも描きやすいことを意識しています。

Instagram投稿の構想をノートに描くこともあるので、四角が描きやすく、かつ絵の邪魔にならないので便利なんですよ。






あと、イチオシが3つめの色のついた厚紙です!2段に分けて、さらに切り取り線を入れ、ピリッと綺麗に切り離せるようにしました。この仕様も、NEUT Magazineに寄せたオレンジカラーも、今回のための別注です。

これは、僕が取材時や誰かに会う時に差し入れを持っていくことが多く、その時に添えるメッセージカードに使いたくて、加えたパーツです。

メッセージカードを持っていることも少ないですし、かといって手持ちのノートに書いてピリっと破いてお渡しするのもちょっとだらしない気がして...。こういったちゃんとした厚紙でメッセージを渡されたら、ちゃんと用意してくれていたんだなってお相手に気持ちが伝わると思うので、これは使い勝手が良いですよ。

メッセージカードの用途以外にも、アーティストなら絵を描いて渡す、またはサインを書いてお渡しするときに使ってもいいかもしれないですよね。






そして4つめは、ポケットです。僕だったら名刺を入れたり、NEUTのステッカーやいただいたステッカーを入れたり、とりあえず何かを入れておけるポケットがあると使い勝手がいいなと思いました。

このノートだけ持って打ち合わせに出たとして、万が一知らない人が入ってきたとしても、名刺も入っていれば安心、スマートに渡せる、など、色々考えられていて(笑)。皆さんは、ご自身にとって必要なものを入れていただけたらと思います。

前半(100枚のプロジェクトシートと方眼紙)は思考を整理して自分のモチベーションを向上させるパート、後半部分(色厚紙とポケット)は人との繋がりにも役に立つパートとなっていて、ノートの割には多機能で実用的なノートになりました」






ーー今回のコラボノート作り、平山さんにとってはどのような体験でしたか?

JUN「完成までに何度か試作品を上げていただいたのですが、ここまで実用的なノートになるとは…と正直驚いています。そのアイディアが自分から出てきたことにもびっくりして。

新しいクリエイティブの脳を使ったというか、欲張ると色々できるんだなって、ノートの可能性が広がった気がします(笑)。自分にとっても、いいコラボになりました」






ーーどういった方に、どのように使って欲しいですか?

JUN「まず、僕の周りにいるクリエイターやビジネスパーソンの方々にもおすすめしたいノートになりましたね。僕自身8年間社会人を続けてきた中で、クリエイティブな仕事や、会社経営も行うビジネス的な仕事も経験したからこそ見えたノートの活用方法を詰め込みました。また、NEUT Magazineでも大切にしている「ニュートラルな視点を持って考える」ことに役に立つ1冊だと思うので、NEUTの世界観に共感してくださるたくさんの方に手に取ってもらい、受け入れてもらえるといいなと願っています。

そして、このコラボをきっかけにHININE NOTEを知ってくださった方が、「自分らしいノート」を作りたいとなった暁には、オリジナルのカスタマイズにチャレンジしてもらえたら嬉しいですね」

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平山 潤 / Jun Hirayama
NEUT MEDIA株式会社 代表 / NEUT Magazine編集長

1992年神奈川県相模原市生まれ。成蹊大学卒。卒業後、ウェブメディア『Be inspired!』編集長を経て、現在は2018年10月に『Be inspired!』を『NEUT Magazine(ニュートマガジン)』にリニューアル創刊させ、編集長を務める。NEUT Magazineでは“Make Extreme Neutral” を掲げ、消費の仕方や働き方、ジェンダー・セクシュアリティ・人種などのアイデンティティのあり方、環境問題などについて発信している。世の中の「当たり前」や「偏見」に挑戦する人々から日々刺激をもらい、少しでも多くの人に“ニュートラルな視点”を届けられるよう活動中。

http://neutmagazine.com https://www.instagram.com/jun__hirayama/